2:交流

出会いから3日目。朝教室へ行くと、ぶちこを発見。
なんとか挨拶をしたものの。
私はその頃、初めて大学で出来た
別の友人がいたので、そちらへ行く事に。
ぶちこも別の友人と授業を受け
二人の初授業は離れ離れだった。
お昼過ぎの4限目、選択授業。
友人達は別の授業に登録するという事で
私は一人で教室へ向かった。
すると、ぶちこが別の友人と話している場面に出会う。
一番前だったから、よく分かった。

「わー、同じ授業とるんだ〜」
と、ノリでそのままぶちこの隣へ。
実は3限の選択授業も同じものをとってると発覚。
運命だったかもしれない(笑)
ぶちこが体育の授業落ちちゃったり
朝一の英語受けてたり
私が土曜の午後に授業入れていたりした程度の差。
それからの毎日は殆どぶちこと過ごした。

しばらくもしない、授業が終わった帰り。
私はぶちこの家に泊った。
遊びに行くの決めたのは、当日の帰り道。
あ「これからどうしよー」
ぶ「遊びにくるー?」
あ「わ!行くー♪」みたいな軽いノリ。

家について、テレビを見たり絵を描いたり
過ごしていると、6時過ぎくらいになった。すると
「夕飯食べていく?」
とぶちこ。
一人暮らしの子の家でそういう事ってはじめてだったから
すぐ誘惑お誘いを受けて夕飯を食べた。
そうしてあれよあれよという間に午後8時。
「もう遅いし、泊まってく?」
とぶちこが言ったので
「じゃぁ泊まらせて頂きます」
即決
今考えれば、ぶちこかなりの無用心。
(もしも私が狼だったらどうするのぶちこ!(`д´))
何もなかったけど。
いや…なんか二人ともヒートしてて
下ネタ満載だった気がしないでもない……。
兎に角
そんな二人の交流はこうして深まっていった。

この頃の二人は本当に趣味の話で持ちっきり。
今見るとあの頃のメールはきっと痛いだろうな。
まだまだ、私はぶちこの魅力の半分さえも
知らなかった。あの日。